赤ちゃんの初訪問の帰りにお金をもらったんだけど??
赤ちゃんが産まれて、落ち着いた頃に親戚のお家に赤ちゃんを連れて行く人もいると思います。
山陰地方では、赤ちゃんを初めて見せてもらったときにお金を渡す風習があります。
初産の人や風習に馴染みのない地方の人は、 よくわからないけど、とりあえずいただいた
という人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、赤ちゃんが初訪問した時にお金をもらう地方の風習についてまとめました。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
・赤ちゃんが初訪問した時にお金をもらう地方の風習の名称
・赤ちゃんが初訪問した時になぜお金を渡すの?
・赤ちゃんが初訪問した時にお金をもらう金額の相場
・自分のところに赤ちゃんが来てくれたときにお金を必ず渡さなきゃいけないの?
赤ちゃんが初訪問した時にお金をもらう地方の風習の名称
名称は地域によって異なりますが、
・道しるべ
・道あけ
と言われます。
もしかしたらこの呼び方以外の地域もあるかもしれませんが、この2つが多いようです。
赤ちゃんが初訪問した時になぜお金を渡すの?
赤ちゃんが初訪問した時になぜお金を渡すのか調べたところ、いくつか理由がありました。
- 来てくれてありがとう、また来てね
- 長くいいお付き合いが出来ます様に
- 道を忘れないように
- 親御さんがしっかり育ててあげなさい、間違えても手放さないように
ちなみに、私は、親戚の叔母から来てくれてありがとう、また来てね!という意味だよと教えてもらいました。
地域によってや、その家で引き継がれている理由があるのかもしれませんね。
赤ちゃんが初訪問した時にお金をもらう金額の相場
赤ちゃんが初訪問した時にお金をもらう金額の相場はだいたい1000〜3000円が相場のようです。
実際に私が娘と息子を連れていった時にいただいた金額も、それくらいでした。
まれに5000円をいただくことも。
これといって決まった金額はなく、お付き合いの程度によって金額は変わるものと思います。
ただ、出産祝いのように高額になることはないでしょう。
赤ちゃんが初訪問した時にお金をもらったらお返しは必要?
道しるべをいただいた時のお返しは基本的に不要です。
私も1000〜3000円の場合はお返しは何もしていません。
ただ、出産のお祝いをいただいた方から道しるべの5000円をまたもらった時は、気持ち程度のお返しを持っていきました。
5000円の半分以下の金額で、残らない物(お菓子や飲み物など)がおすすめ。
例えばこんなもの。
経験からですが、そうやってお金を渡してくれる方は、子どもを連れてくることを喜んでくれる人なので、可能であれば、お返しはしなくても、たまに子供の顔を見せに行ってあげるといいでしょう。
お返しをするかどうかも、お付き合いの程度やもらった金額で考えてみてください。
道しるべの渡し方
自分のところに初めて赤ちゃんが来たとき、道しるべをどうしようと迷う人もいるかもしれません。
ここでは道しるべの渡し方についてお話します。
自分のところに初めて赤ちゃんが来たとき、道しるべは必ず渡さないといけないの?
例えば、友人の子どもであれば必要ないでしょう。
親戚のこどもであれば渡してもいいと思います。
最近の若い人は、道しるべの風習を知らない人も増え、しなかったからと言って、悪いわけではないです。
これもまた、自分があげたいな、今後もいいお付き合いがしたいなと思えば準備するといいでしょう。
道しるべのお金は何に入れるの?
お金はできれば、ポチ袋や、ミニサイズのご祝儀袋に入れましょう。
きちんとした水引きが描いてあるものでもいいし、100均で売っているかわいい袋でもいいですよ。
最悪、急な来客で準備がない場合は、そのままでもok! (気持ちが大事!)。
でも、なにか綺麗な紙にでも包む方がbetter。
そのときは、準備してなくてごめんね〜と伝えましょう。
渡す時はまた来てね!と一言添えるとgood!
また、小さな赤ちゃんは、ポチ袋を持つことができないので、ママやパパにわかるように、お洋服の間にスッと入れてあげるといいです。
今までこうやって渡してくれる親戚の方が多かったです。
まとめ
赤ちゃんが初訪問した時にお金をもらう風習の名称や意味は地域によって異なり、
・道しるべ
・道あけ
と言われ、また来てね!や 長くいいお付き合いができるようになどの意味が込められています。
お返しは基本的に不要ですが、お返しの代わりに可能であればまた子どもを連れて訪問するといいでしょう。
きっと喜ばれ、今後も良好なお付き合いができますよ。